家族葬とは、故人と家族のお別れの時間を大切にするお葬式のことです。
一般のお葬式と大きく異なるのは友人知人を全くお声掛けすることなく、家族・親族のみで執り行うか、またはお声掛けしたとしてもごく親しい間柄の方に限るということが挙げられます。
ですので、通常の葬儀と比べて小規模になる場合が多くなるようです。
葬儀の内容については一般の葬儀と何ら変わることはなく、例えば仏式の葬儀であれば、通夜・告別式があり僧侶の方がお経をあげて、参列者が焼香をするという形になります。

家族葬は、費用をあまりかけずにこじんまりとお葬式を行いたい、落ち着いて故人と家族の別れをしたい等の要望のある、故人のご家族の方に求められています。
ただし、後々になって故人が亡くなったことを知った友人・知人の方々が、毎週のように家にいらっしゃるということもありますので、そういうことにならないように、事情をきちんと説明する文面やFAXなどをあらかじめ皆様にお送りして周知しておく必要があります。もし事前に間に合わなければ、葬儀が終わってすぐにお知らせます。